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09月07日-01号

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  1. 川島町議会 2009-09-01
    09月07日-01号


    取得元: 川島町議会公式サイト
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    平成21年  9月 定例会(第7回)川島町告示第100号 平成21年第7回川島町議会定例会を次のとおり招集する。  平成21年9月1日                             川島町長  高田康男 1 期日  平成21年9月7日(月) 2 場所  川島町議会議場               ◯応招・不応招議員応招議員(16名)    1番  土屋祥吉議員      2番  森田敏男議員    3番  菊地敏昭議員      4番  佐藤芳男議員    5番  石川征郎議員      6番  爲水順二議員    7番  飯野徹也議員      8番  尾崎宗良議員    9番  吉田豊子議員     10番  木村晃夫議員   11番  道祖土 証議員    12番  山田敏夫議員   13番  中西義一議員     14番  小高春雄議員   15番  大島欣一議員     16番  鈴木久雄議員不応招議員(なし)          平成21年第7回川島町議会定例会議事日程(第1号)                平成21年9月7日(月曜日)午前9時30分開議日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 諸般の報告(鈴木議長、比企広域市町村圏組合議会、川越地区消防組合議会)日程第4 行政報告(高田町長、丸山教育長)日程第5 閉会中の各常任委員会所管事務調査報告総務経済建設・文教厚生)日程第6 報告第7号 寄附の受け入れについて日程第7 報告第8号 平成20年度川島町健全化判断比率について日程第8 報告第9号 平成20年度川島町下水道事業特別会計資金不足比率について日程第9 報告第10号 平成20年度川島町水道事業会計資金不足比率について日程第10 議案第52号 川島町育英資金貸付基金条例の一部を改正する条例を定めることについて日程第11 議案第53号 川島町税条例の一部を改正する条例を定めることについて日程第12 議案第54号 川島町国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについて日程第13 議案第55号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて日程第14 議案第56号 川島町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例を定めることについて日程第15 議案第57号 川島町重度心身障害者医療費支給に関する条例及び川島町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて日程第16 議案第58号 平成21年度川島町一般会計補正予算(第2号)日程第17 議案第59号 平成21年度川島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第60号 平成21年度川島町学校給食費特別会計補正予算(第1号)日程第19 議案第61号 平成21年度川島町下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第20 議案第62号 平成21年度川島町老人保健特別会計補正予算(第1号)日程第21 議案第63号 平成21年度川島町介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第22 議案第64号 平成21年度川島町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第23 議案第65号 平成21年度川島町水道事業会計補正予算(第1号)---------------------------------------出席議員(16名)     1番  土屋祥吉議員     2番  森田敏男議員     3番  菊地敏昭議員     4番  佐藤芳男議員     5番  石川征郎議員     6番  爲水順二議員     7番  飯野徹也議員     8番  尾崎宗良議員     9番  吉田豊子議員    10番  木村晃夫議員    11番  道祖土 証議員   12番  山田敏夫議員    13番  中西義一議員    14番  小高春雄議員    15番  大島欣一議員    16番  鈴木久雄議員欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長      高田康男     副町長     牛村安雄 教育長     丸山一男     監査委員    藤間紀弘 政策推進課長  小峰松治     総務課長    菊池 求 税務課長    品川芳幸     町民生活課長  戸森 始 健康福祉課長  関口孝美     農政産業課長  石川貞夫 建設課長    福島 彰     都市整備課長  伊藤 順 会計管理者   神田 清     水道課長    石島一久 教育総務課長  福室茂男     生涯学習課長  宮下滋男---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長  山口孝夫     書記(主事補) 友光敏之 △開会 午前9時30分 △開会の宣告 ○鈴木久雄議長 皆さん、おはようございます。 大変ご苦労さまでございます。 ただいまから平成21年第7回川島町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○鈴木久雄議長 ただいまの出席議員数は16名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 なお、上着は自由にしてください。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○鈴木久雄議長 本日の議事日程はお手元に配付のとおりでございます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○鈴木久雄議長 日程第1、会議録署名議員の指名について、会議規則第120条の規定により議長において指名いたします。小高春雄議員大島欣一議員、両議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○鈴木久雄議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 今定例会の日程につきましては、9月1日、議会運営委員会において協議されておりますので、議会運営委員長より報告を求めます。 木村議会運営委員長     〔木村晃夫議会運営委員長 登壇〕 ◆木村晃夫議会運営委員長 皆さん、おはようございます。 これより、議長の命に従いまして、議会運営委員会の会議の経過と結果をご報告申し上げます。 議会運営委員会は、去る9月1日午後3時より第4会議室において、委員全員、鈴木議長、議会事務局長、執行部より高田町長、菊池総務課長の出席のもとに種々協議をいたしました。 平成21年第7回川島町議会定例会の会期は、本日9月7日から9月18日までの12日間と決定いたしました。 会期日程等については、別紙会期予定表のとおりであります。 委員会付託については、委員会付託議案文書表を後に配付いたします。 以上、議会運営委員会は午後4時閉会いたしました。 以上のように議会運営委員会としては協議決定いたしました。この上は、議長においてよろしくお取り計らいをお願い申し上げます。 以上で報告を終わります。 ○鈴木久雄議長 ご苦労さまでした。 ただいまの委員長報告どおり、会期は本日から9月18日までの12日間ということでご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木久雄議長 異議なしと認めます。 よって、会期は本日から9月18日までの12日間と、議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○鈴木久雄議長 日程第3、諸般の報告を行います。 最初に、議長より報告いたします。 監査委員から例月出納検査の結果報告書が提出されております。報告書は議会事務局に保管してありますので、ご自由に閲覧願います。 次に、地方自治法第243条の3第2項の規定により、法人の経営状況を説明する書類として、平成20年度比企土地開発公社決算書及び平成21年度の予算書、また平成20年度財団法人川島町勤労文化協会事業報告書及び決算並びに平成21年度事業計画及び予算についての提出がありました。配付しておきましたので、ご了承を願います。 次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明員として出席する関係者の職並びに氏名の一覧をお手元に配付しておきましたので、ご参照願います。 次に、議長報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 なお、8月10日から11日の間、比企郡町村議会議長会行政視察研修が開催されましたが、その資料もあわせて配付しましたので、ご参照いただきたいと思います。 次に、比企広域市町村圏組合議会より報告を求めます。 菊地敏昭議員     〔菊地敏昭比企広域市町村圏組合議会議員 登壇〕 ◆菊地敏昭比企広域市町村圏組合議会議員 皆さん、おはようございます。 議長より報告を求められておりますので、平成21年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会の概要をご報告申し上げます。 なお、皆様のお手元に配付されている平成21年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会の議事日程と比企広域市町村圏組合議会常任委員会名簿をご参照願います。 定例会は、平成21年8月21日午前10時に開会され、任期満了に伴い改選された、新たに組合議員に当選された東松山市岡村行雄議員坂本俊夫議員武藤晴子議員、榎本栄議員の紹介とあいさつ及び議席指定が行われ、会議録署名議員に5番小澤常夫氏、18番鳥越準司氏、両議員が指名されました。会期は、本日1日と決定し、空席になっている議長選挙が行われ、指名推選により東松山市の榎本栄議員が当選され、あいさつの後、常任委員会委員の選任が行われ、詳細は別紙の常任委員会委員名簿のとおりです。川島町の鈴木久雄議員厚生常任委員長に、私菊地敏昭は総務常任委員に引き続き就任いたしました。 続いて、管理者より諸般の報告、行政報告があり、報告第1号、議案第18号より25号までの提案理由説明後、審査に入りました。 報告第1号は、霊柩車の物損事故で、過失割合は組合がゼロ%、相手側が100%で、車両修理代16万4,832円を相手側が支払うものです。和解の報告です。 なお、議案第20号、議案第22号は消防組合の特別会計についてであり、川島町は負担金を出しておりませんので報告を省略させていただきます。 議案第18号は、地方自治法の規定に基づき、組合一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての専決処分です。 議案第19号は、比企広域市町村圏組合個人情報保護条例の一部改正する条例制定です。 議案第21号は、比企広域市町村圏組合一般会計歳入歳出決算の認定で、歳入決算額は1億1,022万5,431円、歳出決算額1億583万2,814円、差引残高439万2,617円です。 議案第23号は、比企ふるさと市町村圏基金特別会計歳入歳出決算の認定で、歳入決算額2,446万5,376円、歳出決算額1,025万3,657円、差引残高1,421万1,719円です。 議案第24号は、斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計歳入歳出決算の認定で、歳入決算額1億6,058万7,285円、歳出決算額1億4,346万993円、差引残高1,712万6,292円です。 議案第25号は、介護認定及び障害程度区分審査会特別会計歳入歳出決算の認定で、歳入決算額8,404万2,610円、歳出決算額7,312万5,874円、差引残高1,091万6,736円です。 採決が行われ、すべての議案は賛成をもって認定することに決しました。 その後、武藤晴子議員の葬祭事業についての一般質問があり、亡くなった日から通夜、告別式まで1週間近くかかるのはなぜかとの質問に、管理者より、本年4月から7月までの4か月の利用が稼働日数101日で、延べ火葬件数748件、1日平均7.4件となっております。1日一番多い火葬件数は13件となり、火葬可能件数15件を下回っております。斎場につきましては、稼働日数101日に対しまして通夜使用回数は98回となっています。使用率は97%でほぼ毎日使用されている状況です。斎場を利用した場合の死亡日から通夜までの待ち日数は平均4.3日となっておりますが、6日以上お待ちいただいた方は17件で、最長では9日間お待ちいただいた例もございました。ご案内のように、通夜は1日1件しかお受けできませんので、状況を説明いたしまして利用者の了解のもと、ご利用願っているのが現状です。比企管内には民間の通夜や告別式をとり行う施設も増えてきておりますので、これらの情報を提供して利用者の便宜を図ることも必要であろうと考えておりますとの答弁がありました。 続いて、閉会中の継続審査について報告され、午前11時24分閉会となりました。 以上で、平成21年第3回比企広域市町村圏組合議会の定例会の概要の報告といたします。ご清聴ありがとうございました。 ○鈴木久雄議長 ご苦労さまでした。 次に、川越地区消防組合議会議員より報告を求めます。 小高春雄議員     〔小高春雄川越地区消防組合議会議員 登壇〕 ◆小高春雄川越地区消防組合議会議員 おはようございます。 それでは、川越地区消防組合のご報告をさせていただきます。 川越地区消防組合議会第2回臨時会のご報告を申し上げます。 議会は、平成21年7月6日午後1時57分より1日間と定め、開議をいたしました。初めての議会ですので、臨時議長を荻窪一郎氏と決め、議長の選挙を行い、指名推選で吉敷賢議員を指名し、全員賛成にて当選をいたしました。続いて副議長の選挙を行い、指名推選にて小高春雄が副議長に全員賛成にて当選いたしました。 議案第5号 川越地区消防組合消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、質疑に入りました。この議案は、消防署の管内区域を想定することで、川越北消防署の項に芳野台三丁目を加えるものですとの説明があり、全員賛成にて可決されました。 議案第6号 水槽付消防ポンプ自動車の取得についてを議題とし、説明があり、水槽付消防ポンプ自動車は大東分署に14年4か月を経過し著しく老朽化したもので、入札の結果、関東いすゞに3,196万8,300円にて契約するものとのご報告で、全員賛成にて可決されました。 次に、同意第3号については、監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題とし、川越市議会議員、川越市大字寺山467番地、山口肇氏を選出いたしました。 以上、川越地区消防組合議会のご報告とさせていただきます。
    鈴木久雄議長 ご苦労さまでした。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △行政報告 ○鈴木久雄議長 日程第4、行政報告を行います。 町長より報告を求めます。 高田町長     〔高田康男町長 登壇〕 ◎町長(高田康男) 皆さん、おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、平成21年第7回川島町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用の中をご健勝にてご参集を賜り、平成21年度一般会計補正予算等の諸案件や平成20年度各会計決算の認定についてご審議をいただきますことは、町政進展のため、まことにご同慶にたえないところでございまして、深く感謝を申し上げます。 さて、平成21年度も5か月が経過いたしましたが、施政方針でお示しさせていただきました4項目となる町づくりの基本施策につきましては、議員の皆様のお力添えを賜り、順調に推移いたしております。また、当初計画いたしました事務事業につきましては、各課長に進行管理はもとより、常に住民の視線に立ち、スピード感を持って効率的に行政を執行するよう指示いたしております。 なお、7月臨時会で変更契約の議決を賜りました飯島1号雨水幹線工事08-1工区に関連し、請負業者を指名停止処分いたしましたので、ご報告いたします。 この工事につきましては、議員の皆様や関係地権者の方々にも大変ご迷惑をおかけいたしましたが、竣工検査が7月16日に完了いたしましたので、川島町請負業者指名委員会で請負業者の残土処分先が設計と異なった経緯等、慎重に審議をいたさせましたところ、請負業者の行為は川島町建設工事等の契約に係る指名停止等の措置要綱で規定する不正または不誠実行為に該当する旨報告がありましたので、平成21年8月17日から平成22年5月16日までの9か月間、請負業者である株式会社長谷部組指名停止処分といたしました。公共事業は信用、信頼に基づくきずなのもとに執行されているものです。その信頼を損なわれたことはまことに残念でありまして、また、業者指名を掌理し、本工事の適正な履行と円滑な施工に責務を負う副町長と工事を担当した都市整備課長に対しましては、その職責を戒めるため、8月26日に文書にて厳重処分をいたしました。 いずれにしましても、今回、天候不順もあったとはいえ、業者の不誠実と現場との連絡調整不足で現況把握が不足したことは、大きな要因と考えております。今後このようなことが起きないため、入札等の公明性を保つ一般競争入札に既に取り入れている総合評価方式の強化と企業精査を行ってまいります。また、管理監督の立場にある現課にあっては、現場に出向き打ち合わせを緊密に実施し、常に現状を把握するよう改善してまいります。いずれの方法もすべて完全には至らぬものと考えておりますが、関係機関などの指導を仰ぎながら、公共事業の質の低下を防ぎつつ改善を進めてまいりますので、議員の皆様方からもご指導を賜りますようお願い申し上げますとともに、改めておわびを申し上げる次第でございます。 それでは、ここでさきの定例会でご報告した後の町政状況報告について、議会常任委員会ごとにご報告いたします。 まず、総務経済建設委員会関係でございますが、新川島町総合振興計画基本構想基本計画に基づき3か年の実施計画を現在策定しておりますが、後期基本計画の目標年次が平成21年度となる中で、次期計画の骨子となる素案の作成に着手したところであります。今後、町民を対象としたアンケート調査等を実施いたしまして、町民の意見が反映できますよう進めてまいります。 次に、行政改革関係では、第3次川島町行政改革大綱に基づき、第2期行動計画は今年度から3か年計画でスタートしましたが、8月26日に川島町行政改革推進本部会議を開催いたしました。第1期行動計画の最終年の平成20年度に取り組んだ事項を評価するとともに、行政改革推進委員会から提言をいただいております民間委託等についても今後の取り組みを督励いたしました。 また、町では行政事務改善はもとより、職員の意識改革にもつながる職員提案制度を取り入れておりますが、今回新たに提案を募りましたところ46件の応募がありました。この提案については、行政会議等でさらに検討を行い、有用な施策については積極的に採用してまいりたいと考えております。 広聴事業では、「広報かわじま」8月号でお知らせいたしましたように、私の理念とする「住民主体、対話の町政」を推進するため、町民の皆さんの町づくりに関する意見や提言などを直接お伺いする町づくり懇談会を6月19日から7月18日までの間に6地区で開催いたしました。この懇談会では、今後の町づくりに資する貴重なご意見を数多くいただくことができました。参加された町民の皆さんからは、地域の安全や環境保全に関し地域活動を積極的に行うことにより、行政と協働し、暮らしやすい地域づくりを行うことは大切であるといったご意見もあり、町の行政をあずかる者として真摯に受けとめるとともに、今後の町づくりに役立ててまいりたいと考えております。 なお、承ったご意見で早急な対応が必要なものにつきましては、今回上程いたしました補正予算に計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 また、9月4日には県知事の「市町村のとことん訪問」が行われまして、川島インター産業団地、敷島製パンの生産ラインの視察が行われました。 続いて、定額給付金・子育て応援特別手当支給事業の進捗状況ですが、申請受理件数は8月末現在7,399件で回収率は96.3%、口座振込の支給総額は3億3,007万2,000円で支給率は97.6%となっております。また、子育て応援特別手当につきましては、受給対象者298人に対しまして293件、1,126万8,000円を給付いたしました。 続いて、入札関係では、6月18日に配水管布設替え工事に伴う舗装復旧工事ほか8件、7月28日には町道1235号線配水管布設替え工事ほか1件を指名競争入札で執行いたしました。また、総合評価方式による一般競争入札として、7月8日に平沼浄水場施設整備工事を、8月6日に町道1-8号線道路工事ほか1件を、また8月17日に飯島3号雨水幹線工事09-1工区の入札を執行いたしました。 監査事務関係では、7月8日から23日にかけまして監査委員さんに7会計の決算並びに基金運用状況及び財政経営健全化の審査を実施していただき、8月26日に意見書をいただきました。監査委員さんからは、特に税収の確保等公平性を期するため、引き続き滞納整理に努められたいとの指導を受けました。 職員の研修では、住民サービスの向上を目指し、自治人材開発センター等が行う研修に職員を参加させておりますが、階層別研修に3名、民法等の選択研修に37名が受講いたしております。また、AEDの操作も含めた応急手当普及員講習に3名の職員を受講させ、普及員の資格を取得してもらいました。今後、この3名が講師となりまして、職員を対象に普通救命講習会を実施していく予定でございます。 なお、県内では交通事故が多発する中で交通安全を全職員に徹底するため、東松山警察署のご協力をいただき、職員交通安全講習会を7月29日と8月7日の2回開催いたしました。 防災関係では、昨日、第24回川島町総合防災訓練コミュニティセンター周辺で実施をいたしました。今回の訓練は、地域防災計画に基づき、大規模地震災害を想定し実施したものです。また、訓練には、災害時の総合応援協定を結んでいる栃木県芳賀町からも職員の派遣をいただき、大変心強い支援をいただいたところでございます。 なお、町では、防災カードを活用して災害時に支援を必要とする方を一人も見逃さない取り組みを行っておりますが、6月から8月にかけて区長さんと民生委員、児童委員さんが届け出のあった方を訪問し、直接ご本人から状況を確認させていただいたところでございます。 税関係では、町税の収納率を向上させるため毎月臨宅徴収を実施しておりますが、6月から8月の3か月で234件、375万3,100円の実績を上げたところでございます。また、8月6日から21日までの税の公平を期するため、未申告者282人に対し一斉呼び出しを行い、納税指導を実施いたしております。 水道事業関係では、7月17日に平沼浄水場内の施設整備工事の契約を締結するとともに、7月31日に圏央道側道工事に伴う給水管切り回し工事第1工区から第3工区までの契約を締結するなど、事業推進に取り組んでいるところでございます。 なお、平沼浄水場配水池に10月1日から県水を受水いたします。今後も県水を主体とした安全で安定した水の供給に努めてまいります。 続いて、経済建設関係でございますが、初めに、農政関係でございますが、川島町地域水田農業ビジョンの実現に向け、7月8日から15日間、生産調整の現地確認作業を実施いたしました。転作率は昨年同期より若干下回る100.07%となっておりますので、未達成農家に対して転作を実施するよう指導してまいります。 今年度、市場出荷が2年目となるイチジクについてですが、8月7日に東部営農経済センターで目ぞろい会を実施し、東京大田市場へ初出荷をいたしました。ことしは15トンの出荷を目標としていますが、今後も県や農協と連携を図りながら推進してまいります。 また、四季の味覚村整備支援事業ですが、今年度は施設整備等の助成を行ったほか、庭先販売を行うための会員の研修を行うなど、首都圏からの消費者を呼び込み、四季を通じて町内の新鮮な野菜や果物の消費拡大が図られるよう取り組んでおります。 また、セーフティネット保証制度についてですが、この事業は、経営が不安定な中小企業に対し信用保証協会の認定保証を受け金融機関から融資を受ける制度ですが、8月末現在で30件となっております。 また、川島インター産業団地に進出した企業の雇用状況ですが、従業員募集を広報紙に掲載いたしましたところ、町内外から150件を超える問い合わせがありました。 なお、敷島製パン株式会社ではパートを含む従業員約70名の採用があり、また関東総合輸送株式会社では約20名が採用されたと伺っております。 土木関係では、国への委託事業となっております圏央道の側道工事につきましては、国土交通省関東整備局で県道平沼・中老袋線から県道日高・川島線までの区間を本年度完成に向け工事を発注いたしております。 また、町道2-4号線及び1-8号線につきましては、8月6日に総合評価方式による一般競争入札を執行し仮契約を締結しておりますので、本議会で工事請負契約の議決をお願いしているところでございます。 また、県道日高・川島線の歩道整備につきましては、上八ツ林地区の住民に事業説明会を実施したほか、県道川越・栗橋線歩道整備につきましては、下狢・新堀地区の「丈量」測量を実施いたしておるところでございます。 河川関係では、越辺川左岸堤防の補強につきましては、国交省より角泉地区住民への工事説明会を9月18日に実施すると伺っております。 なお、8月6日には、安藤川、横塚川改修促進協議会で埼玉県知事への要望活動を実施いたしました。さらに、県で調査費を計上していただいた横塚川につきましては、早期に改修が図られますよう地域住民代表と8月19日にさらに埼玉県知事を訪問し、要望活動を実施いたしたところでございます。 都市整備関係でございますが、7月23日に首都圏中央連絡自動車道建設促進期成同盟会の総会が開催され、川島インターチェンジ以東の圏央道の建設促進及び埼玉県内の全線の早期完成を目指し、埼玉県選出の国会議員並びに国土交通省などに対し要望活動を行いました。 インター北側地区土地区画整理事業につきましては、6月26日に県の換地処分の公告があり、かわじま一丁目、二丁目の新しい字名が正式に使用されることになりました。 なお、同事業につきましては、地権者や住民の方々、関係機関のご理解とご協力により8月21日に事業完了告示がありましたので、8月24日に県知事ほか関係部局を訪問し、ご支援をいただいた御礼を申し上げたところでございます。 また、圏央道インターチェンジ周辺地域乱開発阻止連絡協議会が7月29日に開催され、一斉パトロールのガイドラインや乱開発阻止策の実施方法について協議が行われました。今後、町ではこれらを参考に取り組みを進めてまいりたいと思います。 下水道整備事業につきましては、飯島3号雨水幹線工事の09-1工区については、8月17日に総合評価方式による一般競争入札を執行し、仮契約を締結した案件につきましては本議会で工事請負契約の議決をお願いしているところでございます。 また、平成の森公園内のバラの小径事業ですが、日ごろから会員の皆様にご協力をいただき、管理をしていただいているところですが、バラの小径会役員の皆さんによりバラの小径内の南側に約4メートルのタワー2基を設置していただきましたので、来年にはバラの苗木を植えつけできるように進めてまいります。 次に、文教厚生常任委員会関係でございますが、まず、後期高齢者医療保険制度につきましては、町単独事業として、国民健康保険と同様に人間ドック検診費や保養施設の利用助成を実施しているところです。 なお、昨年の保険料徴収率は99.74%で、県内70市町村中5位の徴収率となっております。今後も引き続き加入されている皆様のご協力をいただき、事業を進めてまいりたいと思います。 交通安全対策関係では、7月15日から24日までの10日間、夏の交通事故防止運動を実施しました。期間中の事業として、交通安全協会川島支部、交通安全母の会などの皆様による街頭キャンペーンや広報活動などを通して事故防止を推進したところでございます。しかしながら、残念なことに交通事故防止運動期間中の7月21日にことし3人目となる死亡事故が発生し、死亡者のうち2名は高齢者が犠牲となる事故でありました。さらに交通事故防止対策に努めてまいります。 なお、7月21日には、夏休み中の子どもたちを交通事故から守るため、交通安全母の会連合会の主催による親子交通安全教室が町民会館で開催され、400人を超える方々が参加して交通安全の大切さを親子で学びました。 また、県内では飲酒運転が増加傾向にあると伺っております。埼玉県は7月23日を飲酒運転撲滅行動日とし、市町村と連携した運動を展開するため、埼玉県知事から町に飲酒運転撲滅メッセージをいただきました。今後も引き続き飲酒運転撲滅等交通死亡事故防止に努めてまいります。 また、河川浄化の推進を図るため、小型合併浄化槽設置補助事業の推進を図っておりますが、8月末現在新設は15基で、単独浄化槽からの転換は50基の計65基の申請がありました。今後も引き続き未設置世帯を対象に説明会を開催し、推進を図ってまいります。 また、後を絶たない不法投棄対策として、シルバー人材センターに不法投棄防止パトロールを委託しておりますが、4月から8月までの5か月間で延べ40日活動し、3トンを超えるごみを収集いたしました。今後も引き続き不法投棄防止に努めてまいります。 また、地域の皆さんのご協力をいただき、ごみゼロ美化運動を6月7日と14日に実施し、参加総数は約5,400人、ごみの収集量は約5.5トンでありました。 次に、児童福祉関係では、施設の安全等充実を図るため、けやき保育園外階段の補強工事を進めております。今月中旬には完成する予定となっております。 高齢者福祉関係では、8月25日に下小見野の小川タケさんが100歳を迎えられましたので、お祝いを申し上げてまいりました。 健康増進関係では、町民の健康づくりを推進するため、各種教室や早期発見・早期治療を目的とした各種健康診査を実施しております。特に、肝炎ウイルス検診では、昨年を大きく上回る167人に受診をしていただきました。 なお、7月9日から5日間にわたり実施しました集団特定健診、健康診査は、全体で1,126人の方に受診していただいております。今後、検査結果に応じた特定保健指導を実施してまいります。 妊婦一般健康診査につきましては、本年度から従来の5回の健診に加え、新たに9回分を助成しておりますが、5月から7月までの3か月間で助成券を利用して受診された方は延べ195人となっております。 全国的に集団感染が報道されている新型インフルエンザにつきましては、8月21日、埼玉県東松山保健所からの報告により、町内の小・中学生9名が感染したことが確認されました。町では、対応について協議を行い、予防意識の高揚と蔓延を防ぐ対策として、町ホームページや回覧等で住民への啓発をしたところでございます。今後とも、県、関係機関と連携を図り、感染防止に取り組んでまいります。 次に、学校教育施設についてですが、小見野小学校屋内運動場大規模改修工事について、夏休み期間中に工事を施工しましたが、8月28日に検査を実施し、2学期の行事や体育行事に支障なく使用しております。子どもたちは、改修となりました新たな体育館で運動等気持ちよく元気に取り組んでおります。 また、社会教育施設関係につきましては、町立図書館の冷暖房設備改修工事を発注しておりまして、今月末には工事が終了する予定となっております。 以上、行政報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○鈴木久雄議長 ご苦労さまでした。 次に、教育長より報告を求めます。 丸山教育長     〔丸山一男教育長 登壇〕 ◎教育長(丸山一男) おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、6月定例議会以降から今議会までの教育行政の所管の事務につきまして、その概要を申し上げます。 最初に、幼稚園及び学校教育関係ですが、1学期の教育課程は7月17日で終了いたしまして、園児並びに児童・生徒は8月31日まで長期の夏休みの期間となりました。この間、児童及び生徒は特に大きな事故もなく、保護者などの楽しい思い出をつくる充実した夏休みを過ごされました。そして、9月1日の始業式には日焼けした元気な姿で登園、登校をしまして、新たな気持ちで2学期をスタートいたしました。 なお、夏休み期間中に新型インフルエンザの児童・生徒が数名発症をしましたが、全員が回復しております。 また、2学期のスタートに際し、8月31日に臨時の園長校長会を開催し、保護者に予防の周知と園児及び児童・生徒への指導徹底などを図るように指示したところであります。 次に、本年度で3年目となります全国学力学習状況調査が4月に行われましたが、8月27日に文部科学省からその結果が発表になりました。本町の児童・生徒の調査結果の概要ですが、小学校6年生の国語は、知識と活用問題ともに全国平均をわずかですが下回った結果であります。また、算数は、知識、応用問題とも全国平均とほとんど差はありませんでした。次に、中学校の国語ですが、知識、活用問題とも全国平均を上回っている結果となり、数学は、知識問題に関しては県平均より上回っておりました。さらに、活用問題は全国平均よりも結構高い数値でありました。 次に、学校給食センター関係ですが、運営委員会が7月10日に開催されました。主な協議事項としまして、平成20年度の決算見込みをはじめ、町内産の農産物使用状況や本年度の各小・中学校での食育推進の取り組みなどの報告をいただきました。 また、行政改革に関して、給食センターの民営化に関する協議として、今後、運営委員会などに諮っていくことについても事前に各委員さんに伝えたところであります。 さらに、本年度から初めての試みとしまして、夏休み期間中における小・中学校施設の除草作業などに関し、給食センター職員が延べ8日間支援いたしました。このことは、今後継続していきたいと考えているところでございます。 次に、本年度の青少年の交流事業であります北海道沼田町へ小学生16名を派遣する計画でありましたが、新型インフルエンザの発症で、依然として国内でも感染拡大があり、また町内にも発症者がいたこと、また経済情勢の悪化などから、募集人員に満たない結果となり、やむを得ず本年度は中止することといたしました。 次に、教育委員会定例会の開催状況ですが、ご報告いたします。 最初に、6月の定例委員会は6月18日に開催され、主な提出議案としましては、学校給食センター運営委員会の委員の委嘱をはじめ、要保護・準要保護児童・生徒の追加認定や保護者家庭の事情などで通学区域の変更に関する申し出に対する許可など、各議案とも承認されたものであります。 7月の定例教育委員会は7月21日に開催され、主な提出議案としましては、平成22年度の中学校教科用図書の採択にかかわる協議について検討した結果、臨時の定例会を開催し、内容の確認を実施することで決定いたしました。さらには、要保護・準要保護児童・生徒の追加申請1件について、協議の結果、認定基準に該当することから追加認定されたものであります。なお、本年度の追加認定は7月末で130件となりました。 また、教育委員で5月から6月にかけて幼稚園や小学校、図書館、給食センターの教育施設の巡回訪問を行ったところであります。この結果、各部署で最大限の努力をしていることを確認し、特に小学校での外国語活動の状況把握をしたものであります。 次に、臨時教育委員会を8月10日に開催しました。内容は、平成22年度が中学校使用教科用図書の改定年に当たるため、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律の規定により協議した結果、本町でも第8採択地区協議会において選定された図書に決定されました。この教科用図書というのは教科書のことでございます。 8月の定例会は8月18日に開催されました。主な協議事項としまして、川島町育成資金貸付基金条例施行規則の一部を改正する案や、要保護・準要保護児童・生徒の追加申請4件について、協議の結果、認定基準に該当することから追加認定されたものであり、本年度はこれまでで134件になりました。 また、かわじま一丁目及び二丁目の通学区域を定めることについて、代表区長会議での意見を踏まえ、委員会での協議の結果、旧大字中山に位置することから、児童は中山小学校に、生徒は西中学校に通学することで決定されました。 社会教育関係ですが、人権教育については、7月23日に比企地区人権教育研究集会が嵐山町の国立女性会館で開催され、学校教育における人権教育の取り組み事例が報告されました。 生涯学習事業についてですが、地域子ども教室は、各地区公民館を活動拠点に世代間交流を通して地域で子どもたちをはぐくむことを目的として、ものづくりや自然観察、料理などいろいろな体験を行っております。 次に、本町出身でイタリアミラノを拠点に活躍されております近代美術家の長澤英俊展が7月18日から9月23日までの間、テーマを「夢うつつの庭」として、遠山記念館において開催されております。 社会体育についてですが、第43回比企郡民体育大会が郡内各地の会場で行われました。 夏休み期間中の水泳教室ですが、児童・幼児水泳教室が8月8日から13日まで海洋センタープールを会場に児童46名と幼児23名が参加して開催されました。 また、手をつなぐみんなの水泳教室は、8月8日から11日まで海洋センタープールとひばりが丘特別支援学校のプールを会場に開催され、民生児童委員さんや中学生ボランティアのご協力いただき、23名の子どもたちが参加され、思い出に残る楽しい一日を過ごされました。 以上、簡単ですが、教育長報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○鈴木久雄議長 ご苦労さまでした。 以上で行政報告を終わります。--------------------------------------- △閉会中の各常任委員会所管事務調査報告鈴木久雄議長 日程第5、閉会中の各常任委員会所管事務調査報告についてを議題といたします。 去る第5回定例会において、閉会中の常任委員会所管事務調査をそれぞれの常任委員会に付託してあります。総務経済建設、文教厚生常任委員会は、調査研究が終了しております。 会議規則第77条の規定により、委員会調査の報告が議長あてに提出されておりますので、各委員長より、その内容等について報告を求めます。 最初に、総務経済建設常任委員長より報告を求めます。 中西委員長     〔中西義一総務経済建設常任委員長 登壇〕 ◆中西義一総務経済建設常任委員長 ただいま、議長より報告を求められましたので、総務経済建設常任委員会の所管事務調査の報告をこれより申し上げます。 平成21年第5回川島町議会定例会において本委員会に付託されました所管事務調査の報告を申し上げます。 調査期日 平成21年7月2日(木)~3日(金) 視察地  富山県入善町      富山県富山市 視察課題 (1)地域特産品について(入善町)      (2)新交通システムについて(富山市) 参加者  総務経済建設常任委員(議長含む)9名、事務局長、計10名      入善町 谷口議長、職員5名      富山市 富山ライトレール(株)根塚代表取締役社長、社員1名、議会事務局職員1名 交通機関 貸し切りバス 調査報告 入善町は、富山県東部に位置し、標高2,924メートルの鷲羽岳に源を発する、黒部川による扇状地に位置し、地形は北が日本海に面し、海岸線を底辺とした三角形をしており、東西12.2キロメートル、南北16.5キロメートルで総面積71.2平方キロメートルとなっていて、町のほとんどが平坦地であります。人口は約2万7,000人、世帯数8,800余りとなっています。 黒部川とその地下水は非常に良質で「黒部川扇状地湧水群」として全国名水百選に選ばれています。豊かな水と平野に恵まれ、稲作を中心とした農業と、繊維、輸送機械、電子産業、飲料水など、農業と工業が調和した農工一体の町として発展しています。また、近年は、海洋深層水の活用事業や、北陸自動車道スマートインターチェンジの設置による企業誘致、風力や太陽光発電を活用した環境保全を推進しています。 今回の目的であります「地域特産品について」ですが、町の主産業である農業は、米作が中心で農地の99%が水田であり、昭和37年から昭和51年に基盤整備事業を行いほぼ完成しております。この結果、過去は1反区画であったものを、3反区画を基本とした区画にし、畦半は70%がコンクリートづくりにして、作付、管理の省力化を図っています。米作は「コシヒカリ」が中心で、「入善コシヒカリ」とブランド化しており、品質向上のために1戸当たり1食味検査を導入するなど、入善産のブランド米の品質向上を図り、県内有数の良質米生産地として発展してきました。米の作付面積は2,700ヘクタールで、1反当たりの収穫量586キログラム(9.8俵)を誇っています。米の農協集荷量は97%となっている状況です。また、平成15年より農協と町が出資した「入善農業公社」を設立し、農地の受託あっせん、担い手農家の育成、特産物のPR、学校給食の地産品の供給等「地産地消」を推進しています。 また、転作作物として、大麦425ヘクタール、大豆605ヘクタール、菜種18ヘクタールなどとなっています。菜種栽培は平成19年から始めましたが、資源循環型農業の一環として菜種油の地産地消を図るとともに、使用済み食用油を回収し、精製したBDF(バイオディーゼル燃料)をトラクターなどの農業機械に利用し環境にやさしい農業を推進しています。 また、園芸作物としては、生産日本一であるチューリップ球根栽培では、21ヘクタール栽培され、出荷量5,000万球と県内でも有数の出荷量を誇っています。また、入善ジャンボスイカは7ヘクタール栽培され、1個当たり15から20キログラムのラグビーボール型で「さん俵」と呼ばれるわらで編まれた座布団を上下に挟み、贈答用として販売されています。しかし、両作物とも近年、農業者数の減少により作付面積が減少傾向にありますが、対策として、チューリップでは点在していた栽培圃場を集約し、観光客が無料で生産現場を鑑賞できる「入善フラワー道路」というイベントを開催して県内外の観光客を集め、チューリップをPRしています。また、入善ジャンボスイカでは、糖度を上げる研究や、冷蔵庫に入りやすい四角の形をしたスイカの試作など新たな取り組みをしています。こうした取り組みの目的は、収益性の高い作目と多品目栽培を組み合わせて農業の継続化を図る取り組みをしています。 また、新エネルギーの取り組みについてもあわせて研修をしました。入善町では環境保全活動として「クリーン入善7129大作戦」と称して、年3回延べ1万人が参加する清掃活動を行っています。さらに、空き缶、ペットボトル、プラ容器などを町内6か所の小学校校区に1か所常設資源物ステーションとして設けていて、平成20年度は691トンをリサイクル化しています。この再資源化の売却金額は520万円となっています。また、住宅用太陽光発電補助では、1世帯2~10キロワットに対して1基当たり10万円(15%程度)の補助で、既に53件設置されています。今年度は現在9件の申請がされている状況で、補助予算は150万円となっております。 風力発電は、町のどこからでも見える風力発電が1基あり、最初は、入善浄化センターの電気を自費で賄うことを目的に設置したもので、平成19年度からドイツ製の風車型の発電装置を導入し、1,500キロワット級1台を設置しています。設置費3億9,000万円、運転コストが350万円、年間総発電量275万キロワットで、そのうち80%であります年間3,000万円を売電しているとの状況でした。 以上のように、風力発電、太陽光発電、資源回収など、CO2の削減取り組みが「地域新エネルギービジョン」として計画的に推進されていました。 入善町の主産業である稲作の良質米の向上、裏作としてのチューリップの球根栽培、入善ジャンボスイカなどの特産品の取り組み、循環型農業の菜種油の栽培と廃油の精製による燃料へのリサイクルなど、農業分野での熱心な取り組みに対して学ぶところが多くありました。 川島町においては、太陽光発電を一小学校に配置していますが、今後自然エネルギーの利用を積極的に推進すべきものと感じました。 次に、富山市ですが、県のほぼ中央から南東部分を占め、北には豊富な魚介類をはぐくむ富山湾、東には雄大な立山連峰、西には丘陵・山村地帯が連なり、南は豊かな田園、森林が広がっています。東西60.6キロメートル、南北44.0キロメートルで面積が1,241.85平方キロメートル、人口約42万人余り、世帯数15万1,000となっております。富山市は平成17年4月に7つの市町村が合併し現在に至っております。海抜ゼロメートルの富山湾から3,000メートル級の山々を有するなど、県全体の約3割を占める面積となっています。 富山市の交通としての特徴は「広く人口密度の低い市街地」と「自動車交通への高い依存度」です。市街地は、富山平野の中央に位置しており、四方が平坦なこと、住宅の戸建て志向が強いこと、近郊の住宅価格が安いことなどにより、都市部の人口が郊外に流失したことなどの理由により、自動車が発達し、平成13年には1世帯当たりの県民の乗用車保有台数は1,735台と全国2位となっています(埼玉県は1,082台で38位)。そのため、バス、鉄道などの公共交通は衰退の一途をたどり、車を使えない市民にとって、特に高齢者は、極めて生活しにくいという課題を抱えております。 現在、富山市北部には富山ライトレール(LRT)7.6キロメートルがあり、また南部には富山地方鉄道富山軌道線に旧型の路面電車が運行されているという状況です。 今回視察した富山ライトレールは、旧JR富山港線を大部分利用したもので、富山駅から市の北部に港に向かって線路が引かれています。富山港線は大正12年に創設され、当初は港からの輸送貨物で活況を呈し、その後、沿線に工業地帯が発達し、通勤客が増加し、最盛期には500万人もの利用者がありましたが、経済状況の変化により利用客が年々減少し、平成16年には路線廃止も検討されていました。 その後、富山駅北地区は再開発事業により商業・業務機能の集積が進められ、また、平成16年度には北陸新幹線の着工準備地区として採択され、鉄道高架化による町づくりが進められることになり、あわせて、旧JR富山港線の再開発の機運が出てきた状況です。 こうした中で、旧富山港線の今後の方策について検討委員会を組織し、バス路線化や路面電車化などが検討され、結果、路面電車化とし、平成16年に、県、市、民間企業15社による第三セクターである「富山ライトレール株式会社」を設立、平成17年には工事を着工し、既存のレールを利用し、軌道、架線、信号、低床ホームの改造が行われ14か月で路面電車化が終了し、総事業費が58億円とのことでした。平成18年4月29日に日本初の本格的LRT、7.6キロメートルが開業しました。名称を「ポートラム」とし、運行に関しては、ICカードの導入、LED情報案内装置、低床化、騒音振動抑制化、バリアフリー化などを行っています。経営は市の出向職員、運営を富山地方鉄道株式会社の委託としています。 運行時間は、午前5時57分から午後11時42分まで、平日132本、休日124本で、約1時間に15分おきに4本が運行されています。また、ライトレールに2系統のフィーダーバス路線をつないで、関連する地域の不便な区間を補っている状況です。利用客は、JRの時は1日2,200人であったものが、現在4,800人が利用しています。 課題としては、人口の郊外流出化が進んでいること、車利用が72%であること、高齢化が進み車に乗れない人の対策が必要なこと。バスの利用者も減っている中で、市内の路面電車を一路線で結ぶ路線の再整備化が必要になっています。そのため市としては今後の路線整備計画を、新幹線による駅前高架化及びライトレールを交差させ駅の南北を線路で結ぶことにより、駅南部の富山地方鉄道市内線と接続し、ライトレールを環状化する計画を進めることになっている状況です。 川島町においても、自動車に替わる広域的な新交通システムの必要性を感じた次第です。 以上、本委員会に付託されました所管事務調査の報告とさせていただきます。 平成21年9月7日 川島町議会議長 鈴木久雄様 川島町総務経済建設常任委員長 中西義一 ○鈴木久雄議長 大変ご苦労さまでした。 次に、文教厚生常任委員長より報告を求めます。 尾崎委員長     〔尾崎宗良文教厚生常任委員長 登壇〕 ◆尾崎宗良文教厚生常任委員長 皆さん、おはようございます。 平成21年第5回川島町議会定例会において本委員会に付託されました所管事務調査の報告を申し上げます。 調査期日 平成21年7月8日(水)~9日(木) 視察地  大阪府田尻町      大阪府島本町 視察課題 (1)幼保一元化について(田尻町)      (2)英語教育特区について(島本町) 参加者  文教厚生常任委員(議長含む)8名、事務局長、計9名      田尻町 高木議長、斉藤文教厚生常任委員長、職員2名      島本町 菅議長、職員3名 交通機関 航空機ほか 調査報告 田尻町は大阪府南部の泉南郡に位置し、泉佐野市、泉南市に接し、町の沖合5キロメートルには関西国際空港が立地し、その中央部が田尻町に属しています。 田尻町から大阪市中心部まで約40キロメートル、和歌山市中心部まで約20キロメートルの距離にあります。それぞれの市とは南海本線によって結ばれ、大阪市難波駅まで約40分、和歌山市駅まで約30分の時間となっています。町は平成6年に関西国際空港の開港に伴い、りんくうポート南・北の字が新たに加わり、面積が1.3平方キロメートル増加し、旧町と関空の一部を合わせて総面積4.9平方キロメートルとなっておりますが、全国でも有数の小さい町であります。人口は約8,000人、世帯数3,400余りとなっています。 産業は、地場産業である紡績、漁業、農業が主でしたが、いずれも減少傾向にあり、農地の宅地化が進み、ベッドタウン化している状況です。 町の財政は約52億円で、固定資産税を中心とした町税が大部分を占めており、財政力指数3.0と高く、交付税不交付団体となっています。 今回の目的であります「幼保一元化について」ですが、本町は大規模な宅地開発に伴い、今後就学前の乳幼児数が増加する見通しで、0歳から5歳の乳幼児では、平成12年394人が、平成16年は481人と1.22倍と今後も増加傾向にあること、また、保育所、幼稚園の入所率では、0歳児は5%、1、2歳児で20%、幼稚園の入園可能となる3歳児で75%、4、5歳児では80%となっています。本町においては、私立の保育所、幼稚園がないことから「公立志向」が高く、具体的な対応が求められていた状況でした。そのため、町では、過去に昭和27年に田尻村保育所を開設し、昭和46年に町立幼稚園を開園しておりましたが、平成15、16年度に幼保一元化の取り組みを始め、保育所、幼稚園の改築に伴い一体化工事を行った状況でした。また、事務局も、町長部局の子ども課と教育局の子ども課が同室で事務を取っていて、相互に事務の連携も図れるよう設定されておりました。 幼保一元化により期待される効果として、 ①保護者の就労状況により子どもの育成環境の違いを解消し、すべての子どもに対して養育の機会を均等に保障できること。 ②保護者の就労状況が変わっても子どもの育成環境が同一に保たれること。 ③幼稚園、保育所に次ぐ第三の選択肢として利用者の選択の幅を広げられることなどが挙げられるとの説明でした。 運営者の観点からの効果として、 ①幼保の不足する部分を相互に補完する取り組みが可能となること。 ②幼保一元化により施設の共用化、職員の配置の効率化が図れること。 などの効果が期待されるということでした。 会議室で説明をいただいた後に、役場から約50メートルのところに施設がありましたので、実際に施設を視察させていただきました。1階部分は保育園定員90人約3,200平方メートル、1、2階部分は幼稚園定員140人1,600平方メートルとなっており、保育園には子育て支援センターも併設されていました。開設当初は合同保育を実施し、8時30分から14時は幼稚園、7時から19時は保育園という状況で実施したところ、帰宅時間が違うため、保育児童が不満な様子であったようですが、現在はお互いに状況を認識しているとのことでした。なお、補助金については幼保別々に補助を受けているとのことでした。 施設を視察した後に職員との話し合いが持たれましたが、次のような意見が出ました。メリットとして、職員との話し合いの機会が持てたこと。施設管理の一体化ができ経費の節減が図れたこと。同じ建物の中で職員同士の交流ができるため、保育児が幼稚園に進級した場合でも、課題のある子どもに対して対処・解決が早いこと。幼保の資格については、若い職員は両方持っている場合が多いため、人事交流がスムーズなこと。それぞれの施設長を置いていることなどの意見が出ました。 川島町の第3次行政改革大綱第2期行動計画では、「幼保一元化については、国・県で推進している認定こども園制度の研究を進め、民営化については、民間でできるものは民間へという考え方で、調査研究を進める」としておりますが、田尻町の事例を見ますと、教育と福祉という制度の制約もありますが、子どもたちがより良い教育、保育環境を第一に取り組む必要があると思います。 次に、島本町ですが、大阪府の東北部に位置し、東は淀川を挟んで枚方市、京都府八幡市、南西に高槻市、北に京都府山崎町、北に長岡京市に接しています。地形は東西3.3キロメートル、南北8.9キロメートルで、総面積は16.78平方キロメートルとなっています。町の70%以上は山岳丘陵地で、平坦部は約4平方キロメートルでそのほとんどが市街地部分となっています。木津川、宇治川、桂川が合流し淀川になる地点となっているため、冬季には霧の発生が多くなる地域とのことでした。 人口は約2万9,000人余り、世帯数約1万1,000ですが、平成10年をピークに人口が減少している状況です。また、高齢化率は20.16で上昇を続けているとのことでした。企業誘致にも力を入れており、サントリー、ユニチカ、住友金属、トッパンムーア等が進出しており、就労者の20%が製造業、サービス業が30%、小売業等が22%となっています。 今回の目的であります「英語教育特区について」ですが、本町は、公立幼稚園が2園、小学校4校、中学校2校があります。 特区導入までの経過としては、20年前の昭和62年中学校に英語指導助手1名を委託し、平成2年度に町単独で英語指導助手を2名採用、平成9年度から小学校に拡大し、平成14年度からは幼稚園で体験学習として始めたということでした。 平成14年度は配置人数2人で、幼稚園年2回程度、小学校隔週1回の年10回程度、中学校週4日の年170日程度で始め、平成15、16年度は4人で、幼稚園週1日の年40日程度、小学校週1日~3日の年30日~90日程度、中学校週5日の年200日程度とし、平成17年~20年度には小・中学校は同程度で幼稚園については週2日の年80日程度で実施している状況です。 英語教育の目的は、国際化が進むこれからの社会は、異文化を学び、国際理解を深め、多様な価値観を持つ人たちと共存して社会を築いていく子どもたちを育成することで、この英語教育特区は、島本町の子どもたちに充実した英語教育の環境を整え、多彩な英語学習体験をしてもらい、将来にわたり、国際共通語である英語を活用して、コミュニケーションを図り、生きる力と国際感覚を身につけた社会人に成長してもらうことを目指し、町ぐるみの教育改革に取り組むということでした。 この特区の名称は「802構造改革特別区域研究開発学校設置事業」といい、全町立小・中学校を対象ですが、町独自で町内幼稚園も事業として取り組み、平成18年4月1日から開始しました。島本町は、特区の特例措置を活用することにより、小学校に「英語科」を教科として位置づけ、目標として「英語による体験的な活動を通じて、言語や文化に対する関心を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、聞くことや話すことを中心とした英語の基礎技能を養う」ことへの前段階として特区は必要不可欠との考えから、特区を採用したとのことでした。 英語教育特区になって新たに始まった取り組みとしては、 ・異文化を理解する資質や能力を持ち、積極的にコミュニケーションを図る子どもたちの育成を掲げています。 ・各小・中学校代表、学識者等による「英語活動推進協議会」を組織し、特区推進の研究を行っております。 ・住民への周知として、親子英語教室の開催(小学校)、教育週間実施による授業公開(幼・小・中)を実施しています。 ・授業参観(幼・小・中)も英語教育を見ていただいています。 各学校としての取り組みとしては、 ・幼稚園では、担任とFLT(外国人講師)による英語活動及びFLTと日常生活の共有(週2日)人間理解、外国人への偏見をなくすこと。 ・小学校では、「英語科」の設置により、英語に慣れ親しむためのゲームや歌による体験活動を行い、FLTを通して異文化を理解する。小学校低学年は15時間、中学年25時間、高学年35時間という設定となっています。 ・中学校では、1週当たり4時間の授業を通して、「話す」「聞く」学習内容の充実。実践的コミュニケーション能力の育成。FLTを通して外国の習慣や理解を深めることをテーマとして取り組んでいます。 以上のような取り組み状況でした。 説明の中で、特区に認定されると、別の授業を減らすことができる。また、FLTによる授業も保護者の評判がよいし、外国人と会っても臆することなく話ができることが、大きな進歩との話でした。 説明の後、第4小学校で授業を視察しましたが、担任とFLTが連携して、ゲームを取り入れた授業で、楽しく学んでいました。 現在、小・中学校の教育で、全国学力テストが論議され、教育力の向上が叫ばれているときですが、英語教育についても、国際化の中で取り組む必要があるのではないかと感じた次第です。 以上、本委員会に付託されました所管事務調査の報告とさせていただきます。 平成21年9月7日 川島町議会議長 鈴木久雄様 川島町文教厚生常任委員長 尾崎宗良 ○鈴木久雄議長 大変ご苦労さまでした。 休憩します。 なお、11時10分より再開いたします。 △休憩 午前10時55分 △再開 午前11時10分 ○鈴木久雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △報告第7号の上程、説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第6、報告第7号 寄附の受け入れについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 小峰政策推進課長     〔政策推進課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 ただいまの報告内容説明に対し、発言があればこれを許します。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 以上、報告のとおりといたします。--------------------------------------- △町長提出議案の一括上程、説明 ○鈴木久雄議長 日程第7、報告第8号 平成20年度川島町健全化判断比率について、日程第8、報告第9号 平成20年度川島町下水道事業特別会計資金不足比率について、日程第9、報告第10号 平成20年度川島町水道事業会計資金不足比率について、日程第10、議案第52号 川島町育英資金貸付基金条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第11、議案第53号 川島町税条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第12、議案第54号 川島町国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第13、議案第55号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第14、議案第56号 川島町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第15、議案第57号 川島町重度心身障害者医療費支給に関する条例及び川島町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、日程第16、議案第58号 平成21年度川島町一般会計補正予算(第2号)、日程第17、議案第59号 平成21年度川島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、日程第18、議案第60号 平成21年度川島町学校給食費特別会計補正予算(第1号)、日程第19、議案第61号 平成21年度川島町下水道事業特別会計補正予算(第1号)、日程第20、議案第62号 平成21年度川島町老人保健特別会計補正予算(第1号)、日程第21、議案第63号 平成21年度川島町介護保険特別会計補正予算(第1号)、日程第22、議案第64号 平成21年度川島町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、日程第23、議案第65号 平成21年度川島町水道事業会計補正予算(第1号)、日程第24、議案第66号 平成20年度川島町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第25、議案第67号 平成20年度川島町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第26、議案第68号 平成20年度川島町学校給食費特別会計歳入歳出決算認定について、日程第27、議案第69号 平成20年度川島町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第28、議案第70号 平成20年度川島町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、日程第29、議案第71号 平成20年度川島町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第30、議案第72号 平成20年度川島町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第31、議案第73号 平成20年度川島町水道事業会計決算認定について、日程第32、議案第74号 町道路線の廃止について(町道4498号線)、日程第33、議案第75号 町道路線の廃止について(町道3342号線)、日程第34、議案第76号 町道路線の廃止について(町道3468号線)、日程第35、議案第77号 町道路線の認定について(町道4684号線)、日程第36、議案第78号 町道路線の認定について(町道4685号線)、日程第37、議案第79号 町道路線の認定について(町道3541号線)、日程第38、議案第80号 町道路線の認定について(町道3542号線)、日程第39、議案第81号 工事請負契約の締結について(町道2-4号線道路整備工事)、日程第40、議案第82号 工事請負契約の締結について(平成21年度町道1-8号線道路整備工事)、日程第41、議案第83号 工事請負契約の締結について(飯島3号雨水幹線工事09-1工区)、以上35件、一括上程いたします。 提案理由の説明を求めます。 高田町長     〔高田康男町長 登壇〕 ◎町長(高田康男) それでは、議長のお許しをいただきましたので、報告並びに議案についての提案理由を説明申し上げます。 報告第8号は、平成20年度川島町健全化判断比率についてですが、この件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、健全化判断比率を監査委員の審査に付し、報告いたしたいとするものでございます。 報告第9号 平成20年度川島町下水道事業特別会計資金不足比率について及び報告第10号 平成20年度川島町水道事業会計資金不足比率についてですが、この件は、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、資金不足比率を監査委員の審査に付し、報告いたしたいとするものでございます。 議案第52号は、川島町育英資金貸付基金条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、育英資金の利便性を図るため、条例の一部を改正したいとするものでございます。 議案第53号は、川島町税条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、地方税法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、個人町民税における寄附金控除の範囲の拡充を図るため、条例の一部を改正いたしたいとするものでございます。 議案第54号は、川島町国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、健康保険法施行令の一部改正に伴い、条例の一部を改正いたしたいとするものでございます。 議案第55号は、川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案につきましては、児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の一部を改正いたしたいとするものでございます。 議案第56号は、川島町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、県の補助金交付要綱の一部改正に伴い、条例の一部を改正いたしたいとするものでございます。 議案第57号は、川島町重度心身障害者医療費支給に関する条例及び川島町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてですが、この案は、児童福祉法の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い、条例の一部を改正いたしたいとするものでございます。 議案第58号は、平成21年度川島町一般会計補正予算(第2号)ですが、この案は、歳入では、地域活性化・経済危機対策臨時交付金、地方特例交付金、地方交付税及び繰越金などの追加、法人税や基金繰入金などの減額、また、歳出では、地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の対象となる事業費を計上いたしたほか、人事異動に伴う人件費の変更など、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第59号は、平成21年度川島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)ですが、この案につきましては、歳入において、療養給付費にかかる国庫支出金、介護従事者処遇改善臨時交付金及び繰越金の追加、一般会計繰入金の更正減、歳出では、後期高齢者支援金などの追加、保険給付費の更正減など、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第60号は、平成21年度川島町学校給食費特別会計補正予算(第1号)ですが、この案は、歳入において繰越金の額が確定したことに伴い、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第61号は、平成21年度川島町下水道事業において、繰越金の追加、歳出では雨水幹線工事にかかる事業費の追加など、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第62号は、平成21年度川島町老人保健特別会計補正予算(第1号)ですが、この案につきましては、歳入において医療費にかかる国庫支出金の追加、繰越金の更正減、歳出では返還金の追加など、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第63号は、平成21年度川島町介護保険特別会計補正予算(第1号)ですが、この案は、歳入において保険料、国庫支出金、繰越金などの追加、歳出では返還金や予備費の追加など、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第64号は、平成21年度川島町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ですが、この案につきましては、歳入において繰越金の追加、歳出では予備費の追加など、既定の予算に変更を加える必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものでございます。 議案第65号は、平成21年度川島町水道事業会計補正予算(第1号)ですが、この案は、歳入において地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業にかかる町からの補助金の追加、歳出においては補助対象となる漏水調査実施に伴う委託費の追加など、収益的収支及び資本的支出の既定予算に変更を加える必要が生じましたので提出するものでございます。 議案第66号から議案第72号は、平成20年度川島町一般会計、国民健康保険特別会計、学校給食費特別会計、下水道事業特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の歳入歳出決算認定についてですが、この案は、地方自治法第233条第3項の規定により監査委員の意見を付して決算認定を求めるものでございます。 議案第73号は、平成20年度川島町水道事業会計決算認定についてですが、この案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付して決算認定を求めるものでございます。 議案第74号から議案第76号までは、町道路線の廃止についてですが、この案は、町道のつけかえ等、境界の確定により起終点が変更となる町道4498号線ほか2路線を廃止いたしたいとするものでございます。 議案第77号から議案第80号までは、町道路線の認定についてですが、この案は、町道の起終点の変更に伴い、新たに町道4684号線ほか3路線を町道として認定いたしたいとするものでございます。 議案第81号は、工事請負契約の締結についてですが、町道2-4号線道路整備工事が、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定による議会の議決に付すべき契約となりましたので、提出するものでございます。 議案第82号は、工事請負契約の締結についてですが、町道1-8号線道路整備工事が、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定による議会の議決に付すべき契約となりましたので、提出するものでございます。 議案第83号は、工事請負契約の締結についてですが、飯島3号雨水幹線工事09-1工区が、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定による議会の議決に付すべき契約となりましたので、提出するものでございます。 以上、簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。 なお、細部につきましては、担当課長をして説明いたさせますので、十分ご審議の上、原案どおり可決決定を賜りますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○鈴木久雄議長 ご苦労さまでした。--------------------------------------- △報告第8号の説明 ○鈴木久雄議長 日程第7、報告第8号 平成20年度川島町健全化判断比率についてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 小峰政策推進課長     〔政策推進課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 ただいまの報告第8号及び次の報告第9号、報告第10号の報告内容説明に対し発言がある場合には、決算の質疑時に受けますのでよろしくお願いいたします。--------------------------------------- △報告第9号の説明 ○鈴木久雄議長 日程第8、報告第9号 平成20年度川島町下水道事業特別会計資金不足比率についてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 伊藤都市整備課長     〔都市整備課長細部説明〕--------------------------------------- △報告第10号の説明 ○鈴木久雄議長 日程第9、報告第10号 平成20年度川島町水道事業会計資金不足比率についてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 石島水道課長     〔水道課長細部説明〕--------------------------------------- △議案第52号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第10、議案第52号 川島町育英資金貸付基金条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 福室教育総務課長     〔教育総務課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結します。--------------------------------------- △議案第53号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第11、議案第53号 川島町税条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 品川税務課長     〔税務課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結します。--------------------------------------- △議案第54号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第12、議案第54号 川島町国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 戸森町民生活課長     〔町民生活課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結します。--------------------------------------- △議案第55号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第13、議案第55号 川島町子育て支援医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 関口健康福祉課長     〔健康福祉課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結します。 昼食休憩にいたします。 なお、午後1時より再開いたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時00分 ○鈴木久雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 なお、藤間監査委員におかれましては、税理士会の会議があるということで午後早退したい旨の申し出がありましたので、よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △議案第56号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第14、議案第56号 川島町在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 関口健康福祉課長     〔健康福祉課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第57号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第15、議案第57号 川島町重度心身障害者医療費支給に関する条例及び川島町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 関口健康福祉課長     〔健康福祉課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第58号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第16、議案第58号 平成21年度川島町一般会計補正予算(第2号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 小峰政策推進課長     〔政策推進課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。 山田議員 ◆山田敏夫議員 それでは、例の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を、何か月か前のことになりますけれども、議会のほうでも提案させていただいた件がございます。そういった中でこの交付金が有効に使われるかなというふうには思っています。そういった中で今回補正で出てきたわけでございますけれども、かなり細分化された中で執行しようとしているようにもうかがえますし、そういった中でこの1億3,758万8,000円ですね、有効に使っていただければありがたいなと思っています。いろいろと事業が行われようとしておりますけれども、これが補正が通った場合にいつごろまでに執行するつもりであるのか。 また、執行するに当たりまして、やっぱりこの地域の活性化ということが目的であるということで、小規模工事等に今申請を出している業者がかなりあると思います。そういった中でそういったことも考慮されているのかとか、ほとんど町内の業者で間に合うような気持ちもしておりますけれども、そういった中で執行を考えておるのか。 また、具体的にいつごろ執行され、承認された場合にはいつごろ執行し、いつごろまでに完了する予定であるのか等々も伺いたいと思います。 また、今回結構9月議会に出されましたが、町のほうにこの金額が入ってきたのはいつごろだったとか、吉見町ではもうとっくに臨時議会等で執行されたという話も聞いておりますけれども、町のほうにいつごろこの交付金、補助金が入ってきたのかもあわせてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 以上です。 ○鈴木久雄議長 山田議員の質問に対し、答弁を求めます。 小峰政策推進課長政策推進課長(小峰松治) 経済危機対策の関係でございますけれども、基本的には、事業の執行につきましては年度内というふうに考えております。ただし、どうしても事情により執行が3月いっぱいでは無理だということになれば、繰越明許の措置もしてもやむを得ないというふうになっております。ただし、基本的には年度内でやるようにお願いしたいというふうに考えております。 それから、事業につきましてはいろいろ予算の中では細分化されておりますけれども、細かく担当のほうでは掌握しておりますので、また執行につきましては、場合によったらその指名委員会にかかるものもあるでしょうし、またそうでないものもあるかもしれません。そういったものも、そういった経済の効果があるような形になるように今督励してまいりたいというふうに考えております。 それから、この関係につきましては予算の成立が遅かったわけでありまして、ある程度いろいろ来ておったわけですけれども、確定したのが5月末に補正予算が通ったということで、6月のいつまでに、ちょっとあれですけれども、6月2日ぐらいですか、そこまでに計画書を出せということになっておりまして、出してございます。9月に入りましてからある程度確定の通知が来るということになっておりますけれども、現在のところまだ来ておらない状況です。 管内、郡内の状況につきましては、現在9月補正でやるところにつきましては、川島町、ときがわ町、嵐山町が9月に対応、あとのところについては7月、8月で臨時でというところもございます。そういった状況でございます。 ○鈴木久雄議長 山田議員 ◆山田敏夫議員 ありがとうございました。年度内ということでございますけれども、通りましたら早くに執行していただいて、これは緊急のということもございますし、地域活性化ということもございます。経済対策もあわせての事業でございますので、なるたけ早く町内の業者に少しでも潤ったような形がとれればいいかなと私自身も思っております。そういったことで、余りその年度内とか、また繰越明許なんて考えないで早くスムーズに執行していただければありがたいと思っております。 以上です。 ○鈴木久雄議長 山田議員の再質問に対し、答弁を求めます。 小峰政策推進課長政策推進課長(小峰松治) 今、山田議員さんのおっしゃるような趣旨を踏まえまして、議会の議決をいただきましたら早目の執行ということで各課にはお話をしてまいりたい、また経済効果の上がるような形で執行もあわせてお願いしてまいります。 以上です。 ○鈴木久雄議長 ほかに。 飯野議員 ◆飯野徹也議員 15番の収入のほうで、15款財産収入、財産売払収入、これが3,654万1,000円の補正になっておりますが、ご説明ですと出丸堤外の水路の売り払いというようなお話でしたが、たしかこれ大分昔、鈴木課長さんがいたころだと思うんですけれどもお話が出て、現場も委員会で見に行った記憶がございますが、国との契約が何かおくれているためというようなことでなかなかお金が入ってこないということをお聞きしたんですが、契約がいつ完了、締結されまして、話がいつ起きて、契約がいつになり、いつ入金になったのかについて教えていただきたいと思います。 以上です。 ○鈴木久雄議長 飯野議員の質問に対し、答弁を求めます。 小峰政策推進課長政策推進課長(小峰松治) 財産収入でございますけれども、確かに出丸堤外の関係につきまして話が大分前になっていたかと思いますけれども、実際に国交省と契約いたしましたのが21年3月17日でございます。それで、登記のほうも事前に進めておりましたので、登記につきましては3月18日に完了しておりまして、入金がされたのが4月15日ということでございます。そういったことで、その年度の関係がどうなのかということでしたけれども、いろいろ行政実例の関係につきましては入金した年度にということでございましたので、今年度、21年度の補正でさせていただいたということでございます。 ○鈴木久雄議長 飯野議員 ◆飯野徹也議員 当初の話が出ましたのが大分前ということで、当時は川島領悪水組合とかという団体が登記上の所有者になっているということで、それが川島、当然ですから川島町が国交省に売るわけですから川島町に名義を変えなくちゃいけませんよね。その辺の町に名義が変更された時期というのはいつごろなのかについても教えていただきたいと思います。 ○鈴木久雄議長 小峰政策推進課長政策推進課長(小峰松治) その関係につきましては所管の建設課長のほうが詳しいかと思いますので、建設課長のほうでお願いしたいと思います。 ○鈴木久雄議長 福島建設課長 ◎建設課長(福島彰) かわりまして、所管でございますので、建設省の窓口としての事務を行っている関係で、概略ご説明させていただきたいと存じます。 お話につきましては、期間がかかって、議会の承認も経まして、さらに、その経緯の中で現在に至るまでの経緯というか、期間がかかっているが、どういうことなのかと、こういうことだと思いますけれども、確かに18年の段階から交渉の際にそういう部分が、入間築堤に関連しまして、通称「縁川」ですが、川島領悪水路の普通水利組合の土地の問題ということで問題視されまして、協議がされてきている経緯でございます。18年度中にこの用地の処分についてのお話がございまして、国交省荒川上流事務所の関係でございますけれども、実際に実地測量したものについての買収の決定を国交省のほうからされているのが、筆数で146筆ございまして、実測で2万9,241.4平米ということになって決定しておりまして、それでさらに、行政間交渉でございますので、それの水路敷きとか畑地の部分とか、いろいろ総括している中で、用悪水路と称している部分を総括して、買収金額を先程政策財政担当の課長のほうから、3,199万1,331円ということでお話がされたわけですけれども、もう既に、その18年のときに、そういった額、あるいは議会の承認も、それに基づいて19年9月6日に土地売買契約に基づく財産処分の案件ということで議会で上程されまして、議決、承認されております。 それから、契約に基づく動きの中では、そういった関係する部分の工事関連に付随しまして、いろいろ締結の段取りをしてきたところでございますけれども、20年1月22日ですが、土地売買契約についての依頼がされて、その前段でお話しした金額に基づく土地調査等作成され、さらに、契約の手続を進めるように依頼があったわけでございますけれども、いろいろなかかわりがあるというふうに聞いておりますけれども、20年3月25日に川島領悪水路組合から川島町へ所有権が移転された経緯について、十分な協議調整を再度、国交省のほうでは調整を図りたいということで契約の締結の延期の依頼がされました。それで、現在に至ってきているわけでございますけれども、結論から言いますと、そういった長い期間をかかっているわけですけれども、それは、当時の用悪水路の持ち分の関係が主にその状況確認がされたんですが、昭和16年3月に、この悪水路組合が解散されまして、それが、その後、水防組合に事務引き継ぎや管理が移管されております。そういった流れが、記録書やあるいは、解散会議録の部分が国交省でもつぶさに中身を確認行為としてできていない部分もありましたので、それを再度、いろいろなお話がある中で、確認行為をされて現在に至ったということでございます。 特に、最近では、お話がありましたとおり、そういった登記の問題も一つにはあったんですけれども、登記の問題も、そういった行政間交渉の中での流れを精査する意味で、登記原因の関係なんかもつぶさに確認しているわけですけれども、そういった登記原因を一元化して、町の登記にしている部分を、16年の解散当時からの登記原因をつけ合わせができるように一度、町から水利組合へ戻す、そういった権利の抹消登記をして、全部整理をし、水利組合から水害予防組合の権利登記、それから、水害予防組合から町への移転登記、それから組合地の処分清算人を立てての書類も添付したりしまして、登記の真正性をつくりまして、国交省あるいは第三者機関も通じまして、全部確認行為が終わって、現在の契約になったということでご理解をいただきたいと思います。 契約の締結につきましては先程申し上げた、21年3月17日でありますし、登記の完了は今申し上げた登記原因を整理した中で、3月18日に完了して、入金が4月15日という経緯でございます。概略そういう流れでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○鈴木久雄議長 飯野議員 ◆飯野徹也議員 ちょっとなかなか何か難しくてわかりにくい点もありましたが、要するに、悪水組合さんというのに所有権があったものが町に所有権を移転することに対して国がちょっと待てよと、おかしいんじゃないのと、よく調べましょうよというように理解してよろしいのかなと思うんです。要は19年、たしか、ですからおととしのこの9月議会で地図が出まして、明細が出て、金額、それが年越してさらに越してと。で、突然もう3月に契約が終わって4月にはお金が入っていましたというお話なんですが、国交省が契約を延期した理由につきましてもう少し、福島課長のお話はちょっと難しいのでわかりにくい点がありましたので、国がどうして契約を延ばしたのかについてわかりやすく最後にちょっとご説明願いたいと思います。 ○鈴木久雄議長 福島建設課長 ◎建設課長(福島彰) 補足させていただきます。契約行為そのものは妥当性がありまして、国交省も当時、契約のところまで全部事務指導やいろいろ協議を整えてきているということで間違いないわけでございますけれども、要は、16年の解散当時につきましての関係につきましては、用悪水路組合は一つの団体でございますし、もう一つの受け入れ管理引継ぎをしております、中山村ほか5か村の水防組合というのが、当時ありましたけれども、それも一つの団体でございますので、そこから管理をずっと引き継いで、現在は合併なりいろいろしてきている中で、川島町になっている事実確認はできているんですけれども、簡単にいいますと、事務処理、未処理、当時そういう形が確認できたということの中で、登記事務処理の中では16年からの普通水利組合から水害予防組合に移すそういった部分は、町そのものが受けるということではなくて、清算人を立てて財産の処分をする形をとるという事務手続の流れなんです。手続を登記上で明記していくことの必要性が荒上の方でも確認できたということで、行政指導をいただきながらやってきたということなんですが、そういう流れの中で売買契約が保留になったという形で、締結が不履行になったということじゃなく、売り主と買い主の関係を行政間交渉の中で整理をさせてもらったということが原因でございます。 ○鈴木久雄議長 原則3回までというふうな形ですので、あとは委員会でご協議いただきたいと思います。 木村議員 ◆木村晃夫議員 それでは、17ページとあと27ページですけれども、非常に景気が悪いというふうなことで経済危機対策もやられておるようですけれども、この法人税ですけれども、前年の決算のあれから見ますと約半分に落ち込むわけですけれども、これほどでもないかなと思ったけれども非常に落ち込みがひどいというふうなことで、どういうふうな見通しの上でこういうのができたか。 さらに、これをカバーする形で地方交付税が1億1,900万円増えて、これも対前年の決算で見ますと2億1,400万から増えているというふうなことで、非常に厳しい財政運営だと思いますが、これらの積算の根拠等につきましてお示しいただければと思います。 それと、新規かと思いますけれども、27ページの農地費、農地有効利用支援整備事業補助金400万円。どういうふうな目的でどういうふうな事業をやるのかをお聞きしたいと思います。 以上です。 ○鈴木久雄議長 木村議員の質問に対し、答弁を求めます。 品川税務課長 ◎税務課長(品川芳幸) では、木村議員さんのご質問にお答えします。 法人税割の1億718万2,000円の減額の根拠ということかと思いますけれども、平成20年4月から6月までの調定額が9,706万1,700円という数字になっております。それに対しまして本年同月の4月から6月分の調定額が2,843万2,600円、約3割です。それで、今度は平成20年7月から平成21年3月までの平成20年度の調定額が9,124万5,000円という数字になっております。これらに同じようなパーセンテージで一応3割掛けさせていただきまして2,737万3,000何がしかの数字が出るわけですけれども、それと今言った2,800万ですけれども、現実的には過年度分等を含んで3,044万ほどの収入が4月から6月までありましたので、これらの数字を足しまして当初予算額から差し引いた金額が1億700万と。今のようにちょっと金額が大きいということなんですけれども、そういう感じで私もちょっと今少し当初予算の半分ぐらいでおさまるかなと思っていたんですけれども、計算しましたら今そういった数字なので、よろしくお願い申し上げます。 ○鈴木久雄議長 小峰政策推進課長政策推進課長(小峰松治) 地方交付税の関係でございます。地方交付税につきましては、ご案内のように、基準財政需要額から基準財政収入額を引いた残りが原則でございます。地方交付税の基準財政、今回、昨年に比べて増えたのは何かといいますと、やはり基準財政収入額が減っております。昨年、基準財政収入額が31億740万円、それがことしは28億5,912万8,000円ということで2億4,800万から減っております。それと、基準財政需要額につきましても若干3,000万円ぐらい減っていますけれども、大きいのは基準財政収入額が減っている。その原因は何かといいますと、その基準財政収入額につきましては、住民税については現年度の調定を使います。それから譲渡所得は当該年度のを使います。それから固定資産税も当該年度、法人税につきましては前年度というような収入額を見るときに使っておりますけれども、21年度につきましては、20年度北インター開発の譲渡所得が当該年度でかなりあったということで、今年度はそれがなくなったというのが一番大きい理由かなということから財政収入額が減った。それの関係から全体の交付額が増えたということでございます。 ○鈴木久雄議長 石川農政産業課長
    農政産業課長(石川貞夫) それでは、歳出のほうの5の農地費の農地有効利用支援整備事業補助金400万円の内容についてご説明申し上げます。 この関係につきましては土地改良区への補助金でございまして、土地改良区のほうでかん排事業の送水管があるわけでございますが、その中の約265か所に空気弁がございます。その空気弁が、昭和50年から60年に設置しました空気弁が経年劣化とともに、修理等する場合に、止水レバーがあるんですがそういったものが壊れてきていると、これを計画的に補修していきたいということで、それを今年度15か所を予定してございます。 それからあと中山の揚水機場、これも年数がたっておりまして、ポンプ4台ございますが、そのポンプのいわゆるパッキング部分、そこの部分に空気等が入ってしまって自動停止してしまうと、そういったことがありまして、そのパッキンの交換、それから回転軸等の交換を予定してございます。 それからあとやはり中山揚水機場のポンプを、中山揚水機場の場合には横軸のポンプになっておりまして、水面よりポンプが上に出ております。その関係でポンプを稼働する場合に中の管を真空にして空気を抜かなけりゃならないと、その空気を抜く真空ポンプの管があるんですが、それが腐食して壊れていると、これを補修するために計800万円の予算を計上しまして、その2分の1をお願いするものでございます。 以上です。 ○鈴木久雄議長 ほかに。 石川議員 ◆石川征郎議員 土木費の関係なんですが、補正で1億2,377万2,000円というふうに補正をしてありますが、その道路改修の箇所並びに路線名等をちょっとお教え願いたいと思います。お願いします。 ○鈴木久雄議長 石川議員の質問に対し、答弁を求めます。 福島建設課長 ◎建設課長(福島彰) 答弁させていただきます。 今回の補正につきましては、土木費1億2,377万2,000円の補正額ということで、大幅な補正額をお願いしているところでございます。全体的には、道路維持につきましては、道路の破損部分が非常に多くなってきておりまして要望が多く上げられているということが原因にあります。それから、新設改良につきましては、継続事業で順次やっているわけでございますけれども、そういった部分の安全性なりを確保する必要性が出ているところや、あるいはし尿処理関連事業につきましても早急な配慮が必要の部分もありますし、総体的には関係地権者の生活に支障が出ているところに重点的に配慮してございます。そういった意味でございますけれども、申し上げますと、まず道路関連でございますけれども、道路維持費に関連したところにつきましては、全体的には道路維持費で道水路等の修繕12件ほどあります。橋梁修繕2件と横断管修理修繕につきましては1件、側溝修繕2件、護岸修繕1件、路肩修繕1件等ということで、修繕費にかかっておる場所につきましてはそういった部分でございます。 特に、その中で舗装道路等の修繕箇所を含めましての場所のご依頼でございますけれども、舗装道路の補修工事につきましては、そのうち5件ほどございまして、先程のお話がありました緊急対策の事業も含めてのところもございます。 町道1-4号線の舗装工事を予定、計画をしておりますのは、二分水わきの産業団地西の端から東へ向かいまして県道鴻巣・川島線までの間、1,030メーターほどございますけれども、二層の打ちかえを5,400平米ほど考えてございます。 それから、町道1-23号線の舗装工事でございますけれども、これは役場から紫竹の鈴木さんのところあたりまでの部分を非常に傷んでおりますので、230メートルほど、1,600平米ほどありますけれども、それを部分補修を考えてございます。 それから、町道3210号線の舗装工事につきましては、上伊草の芦川表具店さんのところですけれども、表層打ちかえで115メートルほど、575平米でございます。 それから、同一路線でございますけれども、町道1-20号線につきましては旧国道でございますけれども、町道に今なっておりまして、切削オーバーレイで340メートルで2,200平米、戸守の地内の鈴茂さんのところから長楽用水の境あたりまでを延長的に考えております。 それから、1-23号線で、先程申し上げましたがさらに進みました出丸の喜代藤商店さんの北から南の距離ですが、80メートルほど傷んでおりますので、二層の打ちかえ240平米ほど予定してございます。 舗装の道路補修5件が予定とされているところでございます。 それから、道路新設改良の内訳でございますけれども、道路改良の工事6件ほどございまして、そのうちの工事請負費にも書いてあるとおり、二段で分かれておりますうちの一つ、それは幹線道路1件でございますけれども、町道1-8号線の関係が工事請負等の議決の案件ともなっておりますけれども、それらの関係の2期工事に分かれている今年度分の最終の取りつけというか、交差している道路のところが255メートルのうちの15メートルほどどうしても取りつけが必要がございますし、階段堰の付近が、入り組んでいるので、取りつけがどうしても必要になりまして、その部分の関係の補正ということになってございます。 それから、一般道路改良は5件ほどございまして、6,461万8,000円のうち5件につきましては、町道の5136号線の改良の390メートルでございます。出丸下郷の大水深地内になってございますけれども、継続事業でやってきている部分が数年改良部分に調整ができていなかったんですけれども、そういった部分。 それから、町道2174号線の工事の下八ツ林の継続事業で、やはり摺り付け部分が整いませんで、41メートルの部分。 それから、町道1-14号線の改良工事250メートルと橋の部分の費用も入りますけれども、東大塚前の継続事業でやっている大塚の東福寺の東までの間の延長250メートル。 それから、町道3275号線改良工事の120メートルですが、川島郵便局から神田電気まで、さらに延ばしたいということでございます。これは郵便局の車両等の搬入等いろいろ工事車両の関係もございまして、どうしても影響が出るということを考慮しましての補正ということになります。 それから、町道5471号線改良工事200メートルですけれども、これも、し尿処理関連で事業を始めておりますけれども、継続事業でやっているわけですけれども、その事業の中に生活している方の住宅がございまして、どうしても入り口が、そこしかないものですから、補正対応で、そういった生活、安全確保のため支障が出てしまいますので、その部分を配慮した工事予算ということになってございます。 それから、あと細かいことでは、道路新設改良費の物件調査の関係も補正をいただいておりますけれども、2件上がっております。これは、先程の工事関連の出丸下郷部分の物件補償と西谷の関連物件補償ということでございます。 以上、雑駁ですが、説明にかえさせていただきます。     〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木久雄議長 ほかに。 道祖土議員 ◆道祖土証議員 何点かお聞きしたいと思います。 まず最初に、22ページ、証明書自動交付機更新業務委託料と証明書自動交付機購入費ということで書かれています。今までたしかリースで、今回は購入ということなんですけれども、リースの場合はどのくらいなのか。それから、年間どのくらいの人が利用しているのか。私は全協でも話したんですけれども、庁舎に置くよりはフラットピアに置いて臨時の職員を減らしたほうがいいんじゃないかという私は意見を持っています。その辺の考えはなかったのかどうかお聞きしたいと思います。 それから、29ページ、30ページ、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を利用したと思うんですけれども、理科用備品購入費があります。これで実際に間に合うのかどうか。大分理科用備品、国のほうも進めていますし、もし間に合わないようでしたら、先程の自動交付機をリースにかえて購入をこちらのほうに回したほうがいいんじゃないかというふうな考えもあるんですけれども、理科用の備品、これで十分間に合うのかどうかお聞きしたいと思います。 それから、先程山田議員からもあったんですけれども、地上デジタル、各小・中学校にアンテナを配置、またテレビも購入ということであります。テレビは何インチぐらいを何台、公民館とか幼稚園、小学校、大きさは違うのかもわかりませんけれども、その辺を大きさ、もしわかれば何台ぐらい教えてくれればと思います。また、それから先程山田議員からあったように、地元の業者で購入とかアンテナの工事は考えているのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。 それから、31ページ、青少年交流事業参加補助金更正減、あと引率者の更正減があります。私も3月の予算で、予算にはいいけれども執行はしないでくれと、そのとおりにしてくれて本当にありがとうございます。それで、今後これは継続する考えなのか、継続する場合には今度はまた川島のほうから沼田町に行くのか、沼田町のほうから川島に来るのか、その辺お聞きしたいと思います。 以上です。 ○鈴木久雄議長 道祖土議員の質問に対し、答弁を求めます。 戸森町民生活課長 ◎町民生活課長(戸森始) それでは、ただいまの道祖土議員さんのご質問にお答えさせていただきます。 現在の自動交付機でございますけれども、こちらにつきましては住民票と印鑑証明でございますけれども、当時これは委託でなくて購入という形で進めてきております。既に10年経過して非常に部品等もなくなってきたということで、今回ここで当初予算では借り上げということで558万2,000円ですか、そちらのほうの予算お願いしたわけでございますけれども、やはりそれを導入するに当たっては今までと同じものを更新でなくて、できればそれに付加価値を加えて、町民の皆様に利便性の高いということで、今回ここでお示し、お願いするものにつきましては、今までの住民票と印鑑証明に加えまして、非常に多い戸籍の謄本と抄本の機能を加えた機械ということで計画をさせていただくものでございます。したがいまして、金額等につきましては今回それらを含めた金額ということで2,964万2,000円という金額、さらにそれに伴う附帯施設、役場の庁舎入ってすぐ右側にある機械でございますけれども、それらは備品として682万5,000円の予算をお願い申し上げまして設置するものでございます。いずれにしましても、終日、土日もまた祝日も役場の通常でいけば午前8時半から7時まで、そして土日とか祝日になりますと8時半から5時までは終日とれるというものでございます。 そして、ただいまのご指摘の中で、そういったものについては八幡のフラットピアで、現段階では臨時職員を置いて、火曜日から金曜日までの週4回を8時半から午後7時まで対応させていただいておりますけれども、それらに向けてということでございますけれども、現段階におきましては、中央の役場のところへそういった自動交付機を設置させていただいて、町民の皆さんに利便性を向上ということで計画させていただくものでございます。 以上でございます。     〔「まだ答えてないんです。何回ぐらい、年何件くらいの」と呼ぶ者あり〕 ◎町民生活課長(戸森始) 今現在、住民票と印鑑証明でございますけれども、19年のときは6,523件でございます。20年度は6,062件ということで、年度によって土地の買収、売買、そういったことも関係してきますけれども、若干20年度は下回っておりますけれども、そういったところでの数値でございます。 以上です。 ○鈴木久雄議長 福室教育総務課長教育総務課長(福室茂男) それでは、備品の関係の地デジ関係のお話ですけれども、今回の地デジの導入、小学校、中学校、幼稚園、ここまでの台数でありますけれども、延べ153台を予定してございます。なお、画面につきましては50インチということで、小・中・幼稚園、50インチを計画してございます。 それと、地元業者というふうなお話が出ましたけれども、特に今回の導入に当たりましてのアンテナ工事等につきましては、町内の小規模事業者、十分こうした軽微な工事でありますのでそういった形で発注をしたいと、またよく指名委員会等にもご相談申し上げながらそのような形でできればというふうに思ってございます。 また、理科用備品がこれでは不足ではないかというふうなお話でありますけれども、現在一部につきましては先行投資部分ありますけれども、正式にこの指導要領の改正は23年からということでございますので、現在の考え方でいきますと、今回の補正とあわせまして、まだ先の話ですけれども、22年度の当初予算でもまた残っている部分を要求させていただきたいというような考え方でございます。 以上でございます。 ○鈴木久雄議長 宮下生涯学習課長 ◎生涯学習課長(宮下滋男) それでは、道祖土議員さんのご質問の青少年の交流事業というふうなことで、今年度いろいろと諸事情がございまして中止というような結果になってしまったわけでございます。その後、向こうの沼田町につきましてもその旨の報告をさせていただき、今現在ですけれども、政策推進課並びに教育総務課、また生涯学習課という3課で、ことしの部分の検証も含めて来年度の実施に向けた中で調整をしているところでございます。ことしは派遣というふうなことで、隔年で受け入れというふうな予定でございましたが、来年度につきましてはまだそこまでに、訪問するか受け入れるかというところまではちょっと決定に至っておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○鈴木久雄議長 道祖土議員 ◆道祖土証議員 それでは、何点かまたお聞きします。 今、住民票、印鑑証明、それから謄本、抄本ということで、前よりよくなるということらしいんですけれども、それで件数も6,000、6,023件や、6,062件ですか20年度が、それが多いか少ないかというのはまた個人的な見解でしょうけれども、考え方が違うんでしょうけれども、私は決して多いとは思わないし、金額をかけた割には本当に必要なのかなという気がしないでもないです。 もう一つ、これはすぐすぐというわけじゃないんでしょうけれども、日直がおりますよね。日直の人は土日もいるわけですよね。その人が例えば住民票、印鑑証明、謄本、抄本などを取り扱えば、先程土日でも受けられるということですよね。そういうふうな考え方は、今後、すぐすぐというわけにはいかないでしょうけれども、ないのかどうか。そうすればその金額が少なくても浮いてくるんじゃないかと、そういう発想ができるんじゃないかと。そのかわり庁舎はなくてもいいと、人が何とかやっていく、人海戦術やる。それで機械のほうは逆にフラットピアに置いて人を減らしていくというふうな考え方もあるんじゃないかと思います。まず、ぜひその辺はまたお答えにならなくて結構です。自分の考えはそういうことを考えております。 それから、理科用備品なんですけれども、さっき足らないところは22年度ということを今言われましたので、本当にやっぱり早いほうが私はいいと思います。できたら今回、先程私の考え方としては、先程のそういう印鑑証明とか謄本とかとれるものを後に回してでも子どもたちのために理科用備品、教材は早目にそろえたほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。 それから、先程のアンテナは小規模事業者にということで、非常にありがとうございます。ぜひ地元の業者をと思っています。テレビのほうもできたら、153台というすごい数なのでなるべくその辺もできたら地元業者、組合があるならその組合を通してやっていただければなと思います。 それから、先程公民館のほうはなかったんですけれども、テレビのほうの。その大きさとか台数、公民館もう数が決まっているでしょうけれども、大きさがわかれば教えていただきたいと思います。 以上です。お願いします。 ○鈴木久雄議長 戸森町民生活課長 ◎町民生活課長(戸森始) ただいまの道祖土さんの中で、これはまあお答えはということですけれども、ちょっと確認のために私ども発言をさせていただきますけれども、なかなか日直業務の中で住民票と印鑑証明交付と、非常に物理的に無理ということで、まず最初は、日直の方ですと無理と言っては失礼ですけれども、そういったところでのご理解いただきたいと思います。そういったところで、どうしても人がいる状態での自動交付機、そこにモニターのテレビもあるんですけれども、そういったところで事故があってはいけないんですけれども、なかなか枚数多く、住民票の謄本になりますと8枚とか何か出てくるときどうしても、あんなことは余りないんですけれども、そういったパッチングするときにミスがあったときなんかはやっぱりそれらのこともあるんですけれども、ただ、いずれにしましても、通常の日直の業務の中でそういったもの、住民基本台帳につきましては物理的に無理ということで、その点だけは大変申しわけないですけれどもご理解いただければというふうに考えてございます。 ○鈴木久雄議長 福室教育総務課長教育総務課長(福室茂男) 理科用備品の購入の、早目に購入したほうがいいんではないかというようなご質問でありますけれども、ご案内のとおり、中学校費につきましては、理科の指導要領の改正は23年からということであります。したがいまして、事前に買うことも別に問題はないと思うんですけれども、実際に使う現場のほうでも理科の全小・中学校の先生方によっていただきまして購入時期というふうなものを備品の点数とも精査した中で、先行投資していただくものと、1年後に購入しても十分授業には指導要領の改正の中身の教科の中身を見た段階で間に合うというようなご判断をいただきましたので、今回はこのような形で、必要といたします備品点数のおおむね半分を今回こうしたことで臨時交付金として手当てさせていただいているというような状況でありますので、十分改定までには確保していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それと、テレビの導入の関係でありますけれども、こちらにつきましても、基本としましては物品の購入というようなことになります。したがいまして、これも基本的な考え方とすれば地元業者ということは常に頭に置いてありますけれども、これ物品ですから700万円を超えます。したがいまして、そうした議会の皆さん方の議決を必要とします。したがいまして、原則論、指名参加願に出ていないとやっぱり指名委員会のほうでもこうした小売店の指定指名をする議論にもなりますので、またそうしたことも十分加味した上で対応できる業者が参加してあれば当然地元のほうからも選択していただくような指名委員会の中身になるのではないかと、いずれにしましても、導入に関連したものでありますので地元優先という考え方は常に持ってございます。 以上です。 ○鈴木久雄議長 宮下生涯学習課長 ◎生涯学習課長(宮下滋男) ただいまのテレビの関係ですけれども、公民館へというふうなこともございますが、今回の特別臨時交付金につきましては、テレビの大きさは50インチが基本ということでありまして、現の公民館に50インチのテレビというのはどうかなというふうなこともございまして、これにつきましては、公民館には設置はしてございません。 以上です。 ○鈴木久雄議長 道祖土議員 ◆道祖土証議員 ありがとうございました。 ○鈴木久雄議長 ほかに。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結します。 休憩します。 なお、2時40分より再開いたします。 △休憩 午後2時30分 △再開 午後2時40分 ○鈴木久雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第59号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第17、議案第59号 平成21年度川島町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 戸森町民生活課長     〔町民生活課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第60号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第18、議案第60号 平成21年度川島町学校給食費特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 福室教育総務課長     〔教育総務課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第61号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第19、議案第61号 平成21年度川島町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 伊藤都市整備課長     〔都市整備課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結します。--------------------------------------- △議案第62号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第20、議案第62号 平成21年度川島町老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 戸森町民生活課長     〔町民生活課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第63号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第21、議案第63号 平成21年度川島町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 関口健康福祉課長     〔健康福祉課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔発言する者なし〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第64号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第22、議案第64号 平成21年度川島町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 戸森町民生活課長     〔町民生活課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案第65号の説明、質疑 ○鈴木久雄議長 日程第23、議案第65号 平成21年度川島町水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、事務局より朗読いたします。 事務局長     〔事務局長朗読〕 ○鈴木久雄議長 所管課長の説明を求めます。 石島水道課長     〔水道課長細部説明〕 ○鈴木久雄議長 本案について質疑を受けます。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木久雄議長 質疑を終結いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○鈴木久雄議長 長時間にわたり慎重審議、まことにありがとうございました。 本日は、これにて散会いたします。 なお、次の本会議は9月8日午前9時30分から開会いたします。定刻までに本会議場にご参集いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 長時間にわたり、大変ご苦労さまでした。 △散会 午後3時12分...